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高齢者において、Parabacteroides属細菌が腸管バリア機能の健全性に関連することを確認
~2月10日 国際学術誌Gut Microbesに論文掲載~

 北里大学薬学部の金 倫基教授(微生物学教室)は、明治ホールディングス株式会社(代表取締役社長 CEO:松田 克也)が実施する研究に参画し、高齢者において、腸内細菌の一種であるParabacteroides(パラバクテロイデス)属細菌が腸管バリア機能の健全性と関連していることを明らかにしました。当研究成果は、2026年2月10日に国際学術誌「Gut Microbes」に掲載されました。(https://doi.org/10.1080/19490976.2026.2627093

ポイント

・60歳以上の高齢者において、腸管バリア機能の低下(腸の防御力の弱まり)と血中炎症マーカーの増加(体の中で炎症が起きていることを示す数値の上昇)の間に関連があることが示されました。
Parabacteroides属細菌の多さは、腸管バリア機能が保たれていることと関連があることが示されました。
Parabacteroides属細菌を腸管上皮細胞に添加した結果、Parabacteroides属細菌は腸管バリア機能を高めることが示されました。
・糞便中のシアル酸濃度はParabacteroides属細菌の多さと関係し、実際にシアル酸は本属細菌を殖やすことが示されました。

挿入図(本研究の概念図)

本研究の概念図

論文情報

【掲載誌】Gut Microbes
【論文名】Sialic acid-responsive Parabacteroides is linked to gut barrier integrity in older adults
(高齢者において、シアル酸に応答するParabacteroidesは腸管バリア機能と関連している)
【著 者】Shin Fujiwara, Jonguk Park, Mariko Takeda, Takumi Miyatake, Yoshie Saito, Seiya Makino & Yun-Gi Kim
【DOI】10.1080/19490976.2026.2627093

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学校法人北里研究所 広報室
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